こんにちは!
日本を巡る和紙写真家の大塚麻弓子です。
2024年5月の私の作品販売などの写真家としての売り上げは75,000円ほど。
ここ半年は少ない月で2万円ほど、多い月で15万円ほどの売上があり、0円の月はありません。
1年ほど前はほとんど0円だったことを考えると大進歩のように見えます。
私もそう思っていました。
活路を見出すために入ったある組織
2023年4月に個展を出すことに決めてから私は写真家として作品販売で生きることができるようになる覚悟を決めて色々と取り組んで来ました。
詳しくは↓こちらの記事にありますのでご一読ください。
この記事にもあるように交流会など人に会う機会を多く作ることにしました。
そこで入ったのがあるビジネスマーケティングの組織です。
日本全国の色々な経営者や個人事業主の方と知り合うことができるし、自分のサービスを販売するためのプレゼンテーションのスキルなどの学びも充実していて営業をしたい事業者さんにはとても良い組織だと思います。
私もいろいろなことを学びましたし、いろいろな方からたくさんのアドバイスを受けることができてとてもやりがいを感じていました。
サブスクリプション型の商品を開発するに至ったのもそこで出会った老舗和食料理屋さんの言葉がきっかけでした。
とても良いご縁をいただいたと思っています。
様々なビジネスの手法
私が開業届を出したのは2018年。
起業して6年目に入っています。
起業する前からずーーーーっと考え方を学ばせていただいていたのが安田佳生さん

それから、最近では桑名正典さんも
YouTubeの発信を見るとスピ全開感はありますが、ビジネスに関しても非常にわかりやすく教えていただけます。
おふたりとも、発信することをうまく使って高単価ビジネスを成り立たせるための方法を教えてくださいます。
特に安田さんは中小個人が薄利多売に走ったら価格競争に巻き込まれて戦えなくなる。
とお話しされています。
ところが、ビジネスの交流会に入って出会った社長さんの中には10名に満たない社員数で何十億もの売り上げを上げていて、ビジネスモデルは安く、とにかくたくさん売るというもの。
衝撃的でした。
『高単価ビジネスはわかるけど、認知度0の段階からそれを成功させるの難しいでしょ?』と。
確かに。ほとんどの人がそこで挫けて諦めるわけですから。
ビジネスにはいろいろな方法があるのだなぁと勉強になったと共に私も認知を広げるために低価格帯の何かを販売した方が良いのだろうか?なんて考えて、実際ひとつ候補商品も作りました。
語るたびに薄れるストーリー
限られた時間の中で自分の商品を相手に伝わるようにプレゼンしないといけないという中で、私は資料を使って自分の過去の人生を絡めたストーリー仕立てで和紙についての説明なども絡めながらお話しできるようになりました。

お話しさせていただく回数が増えて、スラスラとお話しできるようになりました。
聞いてくださる方々の反応も良好でした。
しかし…
回数を重ねる度に、自分の中でストーリーが色褪せていくのを感じるようになってきました。
ストーリーが大切なのは重々承知していますし、私の過去も全て事実ですがなんだか全てが違う人のもので
とにかく薄っぺらいもののように感じられてしまいます。
話す度に自分と分離していくような感覚。
これ以上話したくない。もしくは何か違うのかもしれないと思うようになりました。
アート?ビジネス?私は何を表現したかったのか
フォトグラファー、カメラマン、写真家と聞けば普通の人はプロフィールの写真の撮影や商品写真の撮影、結婚式や七五三などイベントの撮影を思い浮かべるでしょう。
私がたくさんの人と会う中で自己紹介しても同様でした。
困った私は商業カメラマンと区別するためにこんな言葉を自己紹介につけるようになりました。
「私は人やイベントや商品などを撮影するのではなく、作品として販売しているアートの分野です。」と。
大枠がアートということに関しては依存無いのですが、先日ある方に初めから『写真』ではなく『アーティスト』と名乗った方が良いのでは無いですか?
その上でブランディングしていった方が良いと思います。
というアドバイスを受けました。
そこで心の中に『モヤモヤ』が生まれました。

『私の作品たちはアートなんだろうか?』
自分の中のアートという言葉から生まれるイメージに自分の作品がマッチしていない気がして。
その日から過去を振り返るようになりました。
『私は一体何を表現し、伝えようと思っていたのだっけ?』と。
実は今もまだ答えが出ていません。
ただ、逆にこの純粋な迷いの気持ちをそのまま書いて残しておくのが良い気がしたのでお役に立てるような記事では無いかもしれませんが書こうと思いました。
まとめ 迷ったらもう徹底的に心と対話するしかない
『作品素敵でしょ?』
だけでは販売することはできません。
言語化することも、購入しやすい価格帯の商品を扱うことも、ビジネスをする上でとても大切なことです。
そして、アートの販売だってビジネスと切っても切り離すことはできません。
ただ、心に『モヤモヤ』が生まれた時、違和感を感じた時は立ち止まって納得いくまで自分の心と対話するしかありません。
必要ならば作ってきたものを壊し、また作り直さなければいけません。
今後、私がどのように旅の情報も公開中の公式ライン、ぜひチェックしてみてくださいね!

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