工場製品と一線を画す職人技 宮大工から建具職人へ8代目建具の小清水に行ってきました

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こんにちは!

あなたの心の穴を埋める運命の一枚を届ける和紙写真家の大塚麻弓子です。

先日、相方の知り合いで宮大工から300年続き現在は建具屋さんである
建具の小清水さんにおみお邪魔しました。

建具って何?

建具(たてぐ)という言葉を聞いたことはありますか?
耳馴染みのない言葉かもしれませんが、実はお家に必要不可欠なパーツなんです。

建具は簡単に言えば扉
ふすまや障子、窓や戸を総称して建具と言います。
屏風などの木枠の部分も建具屋さんが作っていることが多いです。

元々は全て木造でしたが最近では玄関のドアや窓のサッシなどは金属製ですね。

先にも出てきた窓を含めたガラスを嵌め込んだガラス戸などももちろん建具です。

私は実は建具といえばふすまや障子などの日本家屋のものだけを指すのかと思っていたのでもっと幅が広いものだと知って驚きました。

宮大工から建具屋へ

以下建具の小清水H Pより抜粋

古くは、「彫刻家」、「宮大工」及び「大工」として、建築業8代、建具業5代、現所在地(神奈川県中郡二宮町)創業で3代目になる”建具の小清水”。脈々と受け継がれた小清水家伝統の技術は、現代表に継承されております。 

宮大工から8代(300年)続く木工一族-建具の小清水 当社の歴史より引用https://tategu-koshimizu.com/about-us/

木を扱い続けて初代から300年。
形を変えながら時代時代に求められた技術を磨き、継承され続けた小清水家の技術。
歴史と尊さを感じずにはいられません。

元代表がお邪魔した時に制作されていたのは雨戸。
北側にあった雨戸で腐ってしまった雨戸を新たに作っておられました。

元々あった雨戸は工場で大量生産された既製品(一番奥)

大量生産で作られる物は例えば北側の湿度のこもりやすい場所に起こりうる腐りやすさを想定されて作られていません。
すぐに木のパーツがバラバラと外れてしまいます。

小清水さんでは1枚1枚全て手作りで調整し、接着剤などで貼り付けるだけでなく、このようにホゾを使って木と木をガッチリと組み合わせます。

気が遠くなる作業です。。。

ホゾに入りやすいようにすこーし先端が削られているのがわかりますか?
これも代々続く知恵。

ものすごい加工の技術です。

ですが、実は加工技術よりも大切なのが木を見極める力なんだそう。
お弟子さんがいた時代には加工はお弟子さんが行い、木を選ぶことが代表の大きなお仕事だったのだそう。

奥が深い世界です。

寺社仏閣の建具を担う

そんな建具の小清水さんでは一般のお客様はもちろんですが、寺社仏閣の建具も担っているそう。

酒匂神社

何気なく行っている寺社仏閣。
彫刻も凄いですが正に縁の下の力持ちとも言える建具にも是非注目してみてください。

中にはご親戚の彫刻職人さんとコラボして制作されたものも。

まとめ いつまで続いていけるのか

こういった職人さんたちの技術はいつまで続いていくのでしょうか?
色々な伝統や文化に携わる人たちの後継者問題が言われています。

建具の職人さんもその一つ。
工場による大量生産、価格競争、教育…。
職人さんはその数を減らしていくばかりです。

日本らしい伝統が残っていく国になっていってくれるように切に願うばかりです。

技術について、木について、東西の違いなどなどたくさんの興味深いお話を聞かせていただきありがとうございました。

建具の小清水さんでは現在シン・タテグという建具の新しい形も表現されています。
マンションなどのお家、美術館のような場所にもぴったりな新しい建具。

ぜひチェックしてみてくださいね。

あなたは自分の使命を生きていますか?

他人に左右されてしまう人生を送っているとしたらそれはあなたの心に軸が足りないからかもしれません。
なぜ心に軸が出来ないのか?
それは輝かしい光の部分だけを追い求め、自分の心の闇を隠そうとしているからかもしれません。

光と闇は表裏一体。

闇から逃げる人に光があたってもぼやけたものになってしまいます。

誰にでも自分では目を当てたく無いような闇を心に抱えているものです。
その闇と向かうことこそが自分を輝かせることができる本当の光を見つけることができる唯一の方法だと私は考えています。

運命の一枚。

それはあなたの心に必要な場所。

自分の心の光と闇と向き合える一枚。

「これだ!」と思える一枚に出逢うことができたあなたは幸運の持ち主

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こんにちは!
あなたの心の穴を埋める運命の一枚を届ける和紙写真家の大塚麻弓子です。

先日、相方の知り合いで宮大工から300年続き現在は建具屋さんである
建具の小清水さんにおみお邪魔しました。

Homepage - 宮大工から8代(300年)続く木工一族-建具の小清水
思い出品を家宝に 宮大工から8代(300年)続く木工一族による伝統技術で、家具やドアを神聖な家

*この記事は2024年6月に別のサイトで書いた記事をお引越しした者です。

建具って何?

建具(たてぐ)という言葉を聞いたことはありますか?
耳馴染みのない言葉かもしれませんが、実はお家に必要不可欠なパーツなんです。

建具は簡単に言えば扉
ふすまや障子、窓や戸を総称して建具と言います。
屏風などの木枠の部分も建具屋さんが作っていることが多いです。

元々は全て木造でしたが最近では玄関のドアや窓のサッシなどは金属製ですね。

先にも出てきた窓を含めたガラスを嵌め込んだガラス戸などももちろん建具です。

私は実は建具といえばふすまや障子などの日本家屋のものだけを指すのかと思っていたのでもっと幅が広いものだと知って驚きました。

宮大工から建具屋へ

以下建具の小清水H Pより抜粋

古くは、「彫刻家」、「宮大工」及び「大工」として、建築業8代、建具業5代、現所在地(神奈川県中郡二宮町)創業で3代目になる”建具の小清水”。脈々と受け継がれた小清水家伝統の技術は、現代表に継承されております。 

宮大工から8代(300年)続く木工一族-建具の小清水 当社の歴史より引用https://tategu-koshimizu.com/about-us/

木を扱い続けて初代から300年。
形を変えながら時代時代に求められた技術を磨き、継承され続けた小清水家の技術。
歴史と尊さを感じずにはいられません。

元代表がお邪魔した時に制作されていたのは雨戸。
北側にあった雨戸で腐ってしまった雨戸を新たに作っておられました。

元々あった雨戸は工場で大量生産された既製品(一番奥)

大量生産で作られる物は例えば北側の湿度のこもりやすい場所に起こりうる腐りやすさを想定されて作られていません。
すぐに木のパーツがバラバラと外れてしまいます。

小清水さんでは1枚1枚全て手作りで調整し、接着剤などで貼り付けるだけでなく、このようにホゾを使って木と木をガッチリと組み合わせます。

気が遠くなる作業です。。。

ホゾに入りやすいようにすこーし先端が削られているのがわかりますか?
これも代々続く知恵。

ものすごい加工の技術です。

ですが、実は加工技術よりも大切なのが木を見極める力なんだそう。
お弟子さんがいた時代には加工はお弟子さんが行い、木を選ぶことが代表の大きなお仕事だったのだそう。

奥が深い世界です。

寺社仏閣の建具を担う

そんな建具の小清水さんでは一般のお客様はもちろんですが、寺社仏閣の建具も担っているそう。

酒匂神社

何気なく行っている寺社仏閣。
彫刻も凄いですが正に縁の下の力持ちとも言える建具にも是非注目してみてください。

中にはご親戚の彫刻職人さんとコラボして制作されたものも。

まとめ いつまで続いていけるのか

こういった職人さんたちの技術はいつまで続いていくのでしょうか?
色々な伝統や文化に携わる人たちの後継者問題が言われています。

建具の職人さんもその一つ。
工場による大量生産、価格競争、教育…。
職人さんはその数を減らしていくばかりです。

日本らしい伝統が残っていく国になっていってくれるように切に願うばかりです。

技術について、木について、東西の違いなどなどたくさんの興味深いお話を聞かせていただきありがとうございました。

建具の小清水さんでは現在シン・タテグという建具の新しい形も表現されています。
マンションなどのお家、美術館のような場所にもぴったりな新しい建具。

ぜひチェックしてみてくださいね。

あなたは自分の使命を生きていますか?

他人に左右されてしまう人生を送っているとしたらそれはあなたの心に軸が足りないからかもしれません。
なぜ心に軸が出来ないのか?
それは輝かしい光の部分だけを追い求め、自分の心の闇を隠そうとしているからかもしれません。

光と闇は表裏一体。

闇から逃げる人に光があたってもぼやけたものになってしまいます。

誰にでも自分では目を当てたく無いような闇を心に抱えているものです。
その闇と向かうことこそが自分を輝かせることができる本当の光を見つけることができる唯一の方法だと私は考えています。

運命の一枚。

それはあなたの心に必要な場所。

自分の心の光と闇と向き合える一枚。

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