起業したい女子が陥る資格取得の落とし穴と脱出方法

こんにちは!
あなたの心の穴を埋める運命の一枚の写真を届ける和紙写真家の大塚麻弓子です。

「起業したものの、なかなかお客様が増えない…」

「何か資格を取れば、お客様が来てくれるんじゃないか…」

「資格を取るたびに、新しい可能性が見えてきて、あれもこれもやりたくなってしまう…」

「気づけば、色々な資格を持っているのに、結局何を強みとして打ち出せばいいのか分からなくなってしまった…」

もしかしたら、このような経験があるかもしれません。

「資格を取れば、お客様からの信頼を得られる」

「資格があれば、ビジネスがうまくいく」

そう思って、様々な民間資格を取得してきたかもしれません。

しかし、現実は、資格を取得してもビジネスがうまくいくとは限らないのです。

むしろ、資格取得によって可能性が広がりすぎて、自分のビジネスの方向性を見失ってしまう、というケースも少なくありません。

なぜ資格を取っても売れないのか?資格取得の落とし穴

資格取得自体は、自己啓発やスキルアップに繋がる素晴らしいことです。

しかし、ビジネスにおいては、資格取得が目的になってしまうと、本質を見失ってしまうことがあります。

ここでは、売れない起業家が陥りやすい資格取得の落とし穴、特にターゲット迷子になってしまうケースを解説します。

資格取得が目的化している

〇〇のために資格を取る!という明確な目的なく、「資格を取ること」自体が目的になってしまい、その資格をどのようにビジネスに活かすのか、具体的な戦略がないケースが多くあります。

「〇〇セラピスト」「△△アドバイザー」など、様々な資格を取得したものの、それらの資格を活かした具体的なサービスメニューや集客方法を考えておらず、結局プロフィールを充実させるためだけのものとなっている。

市場のニーズと合致していない資格を取得している

自分が興味のある分野の資格を取得しても、それが市場のニーズと合致していなければ、ビジネスには繋がりにくいです。

例えば、メンズ脱毛サロンの付加価値を上げるために自分が好きな占いの資格を取得。

メンズ脱毛サロンなのでターゲットとする顧客層は30代のの男性。

この顧客層の多くは占いに興味がないため、集客にも単価アップにも全く効果がなかった。

のようになってしまいがちです。

ターゲット層の求めるものを把握することが大切です。

資格取得後の行動が伴っていない

資格を取得しただけで満足してしまい、その資格を活かした活動(例:セミナー開催、ワークショップ開催、サービス提供など)を行っていない。

例えばコーチングの資格を取得したが、実際にコーチングセッションを提供していない。

など、はじめの項目にもありますが、資格取得の目的と戦略をしっかりと考えましょう。

資格を過信している

「資格さえあれば、お客様が来てくれる」と過信し、マーケティングや集客活動を怠っている。

例えば高い費用をかけて資格を取得したが、ウェブサイトやSNSでの情報発信を全く行っておらず、お客様に存在を知ってもらえていない。

資格取得によりあなたのお客様はよりどのようになれるのかをきちんと発信しましょう。

資格取得に時間とお金を使いすぎている

ビジネスに必要な資金や時間を資格取得に使いすぎてしまい、肝心のビジネス活動にリソースを割けなくなっている。

例えば高額な資格取得講座に多額の資金を投入したため、ウェブサイト制作や広告宣伝費に資金を回せなくなってしまった。

資格取得によってターゲットが不明確になる

様々な資格を取得することで、提供できるサービスの幅が広がり、自分の強みが何なのかわからなくなってしまい。誰をターゲットにすれば良いのか分からなくなってしまう。

例えば「ヨガインストラクター」「アロマセラピスト」「食育アドバイザー」の資格を取得したため、健康や美容に関心のある幅広い層をターゲットにしようとした結果、誰にも響かないあいまいなメッセージになってしまった。

資格コレクターから脱出!ビジネスで成功するための3つのステップ

資格取得をビジネスに活かし、成功するためには、以下の3つのステップを意識しましょう。

特に、ターゲット選定をしっかりと行うことが重要です。

  1. ビジネス戦略とターゲットを明確にする(ターゲット選定を強化):
    • どんなお客様に、どんなサービスを提供したいのか、具体的なターゲット顧客層とサービス内容を明確にしましょう。
    • 具体的な行動:
      • 理想のお客様像(ペルソナ)を作成する:年齢、性別、職業、ライフスタイル、価値観、悩みなどを具体的に設定します。
      • ターゲット顧客層のニーズや課題を徹底的に調査する:アンケート、インタビュー、インターネット調査などを活用します。
      • 提供するサービスが、ターゲット顧客層のニーズや課題をどのように解決できるのかを明確にする:ベネフィットを明確に伝えられるように準備します。
  2. ビジネス戦略に合致した資格を選択する(ターゲットに合わせた資格選定):
    • 取得する資格が、明確にしたビジネス戦略、特にターゲット顧客層に合致しているかどうかを検討しましょう。
    • 具体的な行動: 取得を検討している資格が、ターゲット顧客層に認知されているか、市場で需要があるかを調査しましょう。ターゲット顧客層が求めるスキルや知識を習得できる資格を選びましょう。
  3. 資格取得後の行動計画を立てる(ターゲットに合わせた行動計画):
    • 資格を取得した後、どのようにその資格をビジネスに活かすのか、具体的な行動計画を立てましょう。特にターゲット顧客層に効果的にアプローチできる方法を考えましょう。
    • 具体的な行動: ターゲット顧客層が利用するSNSやメディアで情報発信する、ターゲット顧客層が集まるイベントやセミナーに参加する、ターゲット顧客層に響くキャッチコピーやメッセージを作成する、などターゲットに合わせた行動計画を立てましょう。

まとめ 資格はあくまでツール、大切なのは誰に届けるか

資格は、あなたのビジネスを成功させるための「ツール」の一つです。

ツールを効果的に活用するためには、明確な目的と戦略、そして何より「誰に届けるか」というターゲット選定が非常に重要です。

資格取得が目的になってしまわないように、ビジネス戦略とターゲットをしっかりと定め、資格を最大限に活用して、あなたのビジネスを成功に導きましょう。

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