『美しい日本を創る』を理念に掲げ、日本中を旅しながら森の中の【光と闇】をコンセプトに人々に癒しを与え、自分を受け入れ心を豊かに導くための和紙写真家として活動。
写真家を名乗りながらも幼少期から絵や工作が大の苦手で、図工、美術は1番の苦手。芸術的な分野に縁はないものだと鑑賞すらすることなく過ごす。
複雑な家庭環境から心を病み、高校時代に不登校になり就職せずにそのまま20歳で結婚。2人の子どもに恵まれるも人の悪い所ばかりを見て不満を募らせ、他人には自分の価値観を押し付けるという他責の人生を送る。
30歳を目前に摂食障害に陥り1ヶ月で7キロの激痩せ。
このままでは人生がダメになると自己啓発やビジネスを学び、他責の人生から自分の責任で生きるようにと少しずつ努力を重ねる。
開業、離婚など人生が大きく方向転換する中で今まで視界には入っていたけど心に映ることのなかったたくさんのものの存在に気づく。
朝焼け、夕焼け、月の輝き、四季折々の花や緑
美しい自然。
カメラを片手に自然の中に身を置くことで無いものだと考えていた自身の感性が呼び起こされ自分の心と通じることができるようになるのを体感。
2021年に訪れた長崎県対馬市の海神神社で自分の人生が変わることを感覚的に受け取り写真家として転身。
一般的な人たちから大きく外れた人生を送る中で自分の心が抱える光と闇、両方の側面を受け入れることで独自の人生を切り開くことができるようになったことから、自分らしく生きるためには心の闇に向き合う必要があること。
自身の持つ闇に向き合えず苦しむ人も心の闇に向き合いながらも穏やかでいられる場所は自然の中にあることを自然の中で学ぶ。
自然の声に導かれながら切り取ったそんな『誰かのための運命の一枚』を450年の伝統を持つ西嶋和紙に印刷して作る作品は深い闇と眩い光の写真という特性を持ちながらも柔らかな絵画のように独特の美しさを持つ。
日本に生まれ、日本という国で過ごすことの幸せ、感謝から日本中を隅々まで見てまわりたい!と2024年2月から定住をやめ、旅をしながら写真を撮り、農に触れる生活を始める。
作品を通して自然と繋がり心の闇と向き合い癒され、自分を確立できる。
そんな作品作りを今後も続けていく。