こんにちは!
和紙写真家の大塚麻弓子です。
私は写真家として作家活動をしています。
まだまだ、それだけで食べていける段階ではありません。
ですので私が試行錯誤している様々な方法を写真家、画家、彫刻家などなどアートを販売したいアーティストの方に共有できればと思い記事にしています。
「自分のアート作品を、もっと多くの人に見てもらいたい!」
「オンラインで、手軽にアート作品を販売したい!」
こちらは写真ですが、どの分野の方でもある程度当てはまると思いますので一度読んでみてくださいね。
今回はこちらの記事で2番目に出てくるオンラインギャラリーでの作品の販売についてです。
「自分のアート作品を、もっと多くの人に見てもらいたい!」
「オンラインで、手軽にアート作品を販売したい!」
アートを買うのも売るのも画廊に足を運ばなければいけなかった時代から、インターネットが発達してオンラインギャラリーというアート販売の形態が誕生しています。
日本国内はもちろんですが、世界規模のサイトもあり世界中と取引することも可能です。
今回はアート販売ができるサイトを特徴とともにご紹介します。
アートをネットで販売できるオンラインギャラリー
国内外の主要なオンラインギャラリー14社を徹底比較し、あなたの作品にぴったりのギャラリーを見つけるための情報を提供します。
オンラインギャラリーとは?
オンラインギャラリーとは、インターネット上でアート作品を展示・販売するプラットフォームです。
実店舗を持たずに、世界中の人に作品をアピールし、販売することができます。
オンラインギャラリーの種類と選び方
オンラインギャラリーには、さまざまな種類があります。
- 総合型: 幅広いジャンルの作品を取り扱うギャラリー
- 特化型: 特定のジャンル(絵画、写真、彫刻など)に特化したギャラリー
- ハイエンド型: 高価格帯の作品を扱うギャラリー
- 初心者向け: 比較的手軽に利用できるギャラリー
自分の作品のジャンル、価格帯、目標に合わせて、最適なギャラリーを選びましょう。
今回は8つのオンラインギャラリーをご紹介いたします。
- artmeter
- This is Gallery
- FROM ARTIST
- ARTELIER
- TRiCERA
- Libli-Art
- Artgene
- Singulart
オンラインギャラリーと審査
オンラインギャラリーには誰ども登録&販売が可能なものと、登録後に作品やアーティストに対して審査があるもの、そもそもギャラリー側の選定によってアーティストが選ばれるものがあります。
誰でも登録可能:
アーティストがWebサイト上でアカウントを作成し、作品情報を登録することで、誰でも出品できる。
比較的、手数料が安く、自由な価格設定が可能。
初心者や、まだ実績の少ないアーティストでも利用しやすい。
- artmeter https://www.art-meter.com/
- This is Gallery https://thisisgallery.com/
- FROM ARTIST https://from-artist.com/
- Libli-Art https://art.libli.co.jp/
- Artgene https://www.artgene.net/
登録後に審査あり:
アーティストがWebサイト上でアカウントを作成し、作品情報を登録した後、ギャラリー側による審査がある。
審査基準はギャラリーによって異なり、作品の品質や独自性などが評価される。
審査に通過した場合のみ、作品が販売される。
- ARTELIER https://artelier.co.jp/
- TRiCERA https://www.tricera.net/ja
- Singulart https://www.singulart.com/ja/
ギャラリー側が選定:
今回ご紹介する8つのサイトの他に、そもそもアーティストとして登録できるような動線がなく、ギャラリーが定めた審査基準をクリアしたアーティストのみが登録できるオンラインギャラリーもあります。
いつかはこういうところにも収蔵されたいですね!
高価格帯の作品や、プロフェッショナルな作品を扱うことが多い。
- tagboat
- OIL by 美術手帖
- WASABI
- BiTTAR
- CREATE
主要オンラインギャラリー徹底比較
それではオンラインギャラリーのごとの特徴をご紹介します。
artmeter
artmeterさんは絵画作品のオンラインギャラリーです。
1番の特徴は自分で値付けを行わないこと。


作品の価格は
- 基本単価(油絵だと8円/㎠のような)
- 支持体(キャンバスだったら基本単価に+3円/㎠のような)
- アーティストレベル(販売実績に応じて基本単価にプラスされます。)
という3つの要素から決められるようです。
確かにアート作品を販売しようと思い立った時にまずつまずくのが値付け。
それを独自企画で決めてくれるので、自分の作品にいくらの値段をつけたら良いかわからないという販売初心者の方でも安心です。
販売手数料は45%と割と高めの設定となっています。
自分の作品を売るための集客は基本的に自分でしなければならないということは肝に銘じたほうが良いかもしれません。
This is Gallery
This is Galleryはアーティスト登録に審査がありますが、審査は比較的緩やかなオンラインギャラリーです。
ギャラリーの他にメディアがあり、販売のコツなどを解説してくれています。


販売手数料は30%
インスタグラムアカウントなどでピックアップされることもあるようですが、基本的に自分の作品のPRは自分でSNSを使って頑張れ!的なスタンスのようです。
FROM ARTIST
アーティスト登録も公式ラインを使って簡単にでき、作品の登録も同じく公式ラインを使って画像と作品の紹介文などを送るだけで簡単にできるそうです。
担当者がついて、担当の方とやりとりで売上金を受け取ることまでが可能ということです。
私も登録をしているわけではないのでわかりませんが、アーティストへのメッセージを読む限り、作家にインタビューをしてくれたりしてくれるのかな?
サポートが手厚い印象があります。
レビューなどもあまり出てこなかったので詳細は不明です。


販売手数料は20%と調べた中ではかなり安い方でした。
登録のハードルが低いので販売初心者さんでも始めやすそうですね。
登録されている方がいたら色々聞かせいただけたら嬉しいです。
Artgene
Artgeneの特徴はプロアマ問わず、作品を撮った画像を登録するだけで印刷して額装までして販売してくれます。
出品者は簡単に作品登録できそう。
お部屋に飾ったイメージなんかも自動生成してくれるみたいです。
慣れればなんと1分ほどで登録できるとか。

販売手数料も30%と比較的安価にも関わらず、簡単で誰でも登録でき、作品を制作して梱包しておうる必要もないようなので販売初心者の方でも安心して登録できそうですね。
Libli-Art
Libli-Artの1番の特徴は絵画や写真などの平面作品だけでなく、彫刻などの立体物の販売もできるところ。
複合的なアート作品を取り扱っています。

実は私、社長さんとお話しさせていただいたことがあります。
登録アーティスを探しておられるとのことでご紹介していただきました。
当時方向性に迷っていたのもあって結局登録していないのですが、誠実そうな方でした。
販売価格帯は10,000円〜300,000円で登録に審査も無く、手数料も27%と比較的安いので販売初心者さんにもおすすめです。
次のオンラインギャラリーからは販売実績なども問われるので作品販売の中級者さん以上の方におすすめです。
ARTELIER
阪急阪神東宝グループが運営しているアートギャラリー。
作品購入以外にもレンタルがあるのも大きな特徴です。


審査の基準は2つ
- 販売実績の審査
登録は過去に販売実績があり、プロとして活動している方に限られるようです。 - 作品の審査
届いてすぐに飾ることができる状態か、暴力的な描写がないかなどがチェックされるようです。
販売手数料20%はとても魅力的ですね。
また、レンタルの場合は月額の20%がもらえるようです。
最近は様々な分野で購入ではなくシェア、レンタルの形態が増えているので知ってもらうきっかけになって報酬が一部もらえるなら良いかもしれませんね。
TRiCERA
トライセラアートは絵画、写真、彫刻、など幅広いアート作品を取り扱っています。
日本のみならず世界中のアーティストのアートを全世界にに向けて販売しています。
私、アーティスト登録しております。


確かインスタの広告で流れてきて登録申請してみました。
あっさり通過したものの、1枚だけアップしたまま放置していました。。。
この記事を書くために色々と調べてみて反省しました。これからはちょこちょこ更新したいと思います。
反省。。。
Singulart
Singulartはパリ発祥のオンラインギャラリーで、2017年の設立ということで日本のオンラインギャラリーが大体2022年前後にできていることを考えると5年くらい早いですね。
絵画のみならず、写真、彫刻なども取り扱っているようです。
なかなか日本語で記事が出てこずですが、日本のサイトのように登録無料ではなくこちらがお金を支払うことでアドバイザーと一緒に活動をしていくような感じなのかなと思います。
日本人でも何人か登録されている画家の方はいるようです。


サーポートは手厚くて良い!というレビューを書いてらっしゃる方もいるので、世界を目指す方はチャレンジしてみても良いかもしれませんね。
オンラインギャラリーで売れるためのコツ
私はまだオンラインギャラリーでの販売実績は無いので、Gemini参照でございます。
- 魅力的なプロフィールを作成する
- 作品の魅力を最大限に引き出す写真を掲載する
- 適切な価格設定をする
- SNSやブログで積極的に発信する
- 顧客とのコミュニケーションを大切にする
オンラインギャラリー利用時の注意点
- 契約内容をよく確認する
- 著作権・肖像権に注意する
- 手数料や送料を確認する
- トラブル時の対応を確認する
まとめ:オンラインギャラリーでアート販売を始めよう!
オンラインギャラリーは、あなたの作品を世界中の人に届け、販売するための強力なツールです。
まずは誰でも登録できるギャラリーから始めて、試行錯誤をして販売実績を積み、いつかギャラリー側から出店を依頼されるようなアーティストを目指して一緒に頑張りましょう!
私はせっかくアカウントのあるトライセラアートのページを作り込んで作品を登録していこうと思っています。
今回の記事を書くのにいつも通りGeminiに協力してもらったのですが、結構情報に誤りがあったのでほぼ自分で書き直し、めちゃくちゃ時間がかかりました。
各オンラインギャラリーのレビューなんかも少なくて、国内でのアート需要の少なさを改めて感じたりも。。。
ただ、逆にこうやって新しい取り組みが増えていることも事実で少しずつ成長している業界でもあるのかなと思いました。
写真についてなどを公開している公式ライン
ぜひチェックしてみてくださいね!

日々の生活に彩りを与えられるような発信をしていきたいと思いますのでぜひご登録ください。
免責事項
- この記事の内容は、2025年3月18日時点の情報に基づいています。
- 最新の情報は、各オンラインギャラリーの公式サイトでご確認ください。
- アート販売に関する法的責任は、ご自身でご確認ください。
コメント