こんにちは！
あなたの心の穴を埋める運命の一枚を届ける和紙写真家の大塚麻弓子です。
『毒親』
こんな言葉が流行ってしまうくらい日本には毒親たちに苦しめられた元子ども達がたくさんおり、今の子どもたちの中にも毒親に苦しめられている人たちがたくさんいます。
私もその1人です。
毒親による支配や干渉は子ども時代はもちろん、自力で断ち切らない限り大人になってもずっと精神的な影響を及ぼし続けます。
自己肯定感や人間関係を育む力などに大きな影響を及ぼします。
毒親に育てられた子のお手本は嫌だと思っていても自分の親しかいないので、自分の子どもにも同じようなことをしてしまうことも多く、負の連鎖が何世代にもわたって繰り返されてしまうこともあります。
今回は、毒親の特徴を解説し、そこから解放されるための具体的な方法を探ります。
毒親の特徴
こんな項目に心当たりがあるとしたらあなたは毒親に育てられた可能性が高いです。
1. 条件付きの愛
愛情を示すのは条件が満たされた時のみです。
子どもの頃の話で言えば、例えば試験の成績が良かった時など。
私の母はこのタイプであるのですが、彼女が今も私に望むのは私が不幸なこと。
後に出てくる依存心の強い毒親傾向と相まって、私が不幸で母を頼ることに喜びを感じるようです。
昔、結婚生活がうまくいかず、当時の旦那さんの愚痴ばかり言っていた頃はとても嬉しそうでしたが、今の幸せな生活の話には一切興味がありません笑
愛情が条件付で示されて育った子は愛情を得るために無意識で『親の何かを満たす正解』を常に意識して過ごしていたので他人の評価を気にするようになります。
私もそうでした。
そして自分の軸ではなく、他人に評価されること、承認されることに依存してしまいます。
つまり承認欲求の塊のよぬいなってしまいます。
2. 子どもに責任を押し付ける
自分の決断や行為の責任を子供に押し付けます。
子どものせいで自分が不幸になったんだ！
『せい』を『あなたのため』に置き換える親もいるかもしれません。
『あなたのために離婚した』なども子どもに責任を押し付けていますよね・
親の無責任な態度は、子供に不当な責任感を背負わせます。
自分が全ての問題を解決しなければならないと感じるようになり、過度な責任感を持つようになり、大きなストレスを抱えることが多いです。
『自分がもっと良い子だったら…』と自分を責めたり、常に不安を恐怖を胸に抱えて決断することに恐れを抱くので新しいことに挑戦しづらい傾向を持ってしまいます。
3. 過干渉
子の自立を許さずあらゆる面でコントロールします。
例えば付き合う友達、遊ぶ内容を決めたり、習い事、進学先を決めたり、課題なんかも手を差し伸べるの範囲を超えてほとんどを親がやってしまうような。
自立を許さない環境は、自己決定力の欠如を引き起こします。
自分に自信を持つことができず、頼れる人に依存してしまい、逆らえない性格で何も決めることができなくなってしまいます。
4. 感情の無視
子の感情を無視し、子の意見は1人の人として認めず子どもだからと軽んじられます。
感情を無視され続けることは、自己表現の欠如につながります。
どうせ自分の意見は聞いてもらえない。
自分の考えは重要ではない。
と思い込んでしまい、自分の意見を表現することができなくなります。
自分の意見を押し殺すことを続けてきたので、感情面でもそれは同様で自分の感情に蓋をし続け、大人になって自分の感情に鈍感になってしまうこともあります。
5. 比較と競争
他の子どもと常に成果を比較されます。
学業、運動、芸術。。。
他所の子ももちろん、兄弟間で比較され続けるなんてこともあります。
他者との比較は、自己価値を下げてしまう原因になります。
また、他社と比較することでしか満足感を得られず常に誰かを下にすることでしか安心できなくなってしまいます。
6. 過度な期待
子どもに自分の未達成の夢を押し付け、高い期待を持ちます。
期待に応えるプレッシャーは、精神的負担を大きくします。
常に高い成果が求められるため脅迫感とストレスに晒され続けることで、自分に対しても厳しい基準を設け、完璧にこなせないと許せないと思ってしまいます。
目標に届かない自分に対して過剰に責めてしまうこともあります。
そして親によって決められた道を進んできたので、自分の意思で決定することができなくなっている。
そんな傾向ああります。
7. 言葉による虐待
侮辱や非難、冷たい言葉で子供の自尊心を傷つけます。
否定的な言葉は、自尊心を大きく蝕みます。
自己肯定感を下げ続け、自分に自信を持てなくなってしまいます。
自己肯定感が低いと、他人に依存しやすく、また優しい言葉に簡単に騙されてしまったりと大きな影響を残します。
8. 身体的な虐待や無視
説明不要の重大な問題です。
直接的な傷は、心だけでなく身体にも長期的な影響を及ぼします。
心にトラウマを残し、精神的に不安定になってしまったりすることもしばしばです。
9．過剰な依存
子どもに精神的、経済的に過剰に依存しその自由や成長を阻害します。
私の母は精神的依存が凄くありました。
経済的に過剰に依存する方もいて子どもは自由を奪われます。
幼い頃からの依存が続くことで知らないうちに共依存してしまい、抜け出すことが難しいことも。
毒親からの解放
毒親からの解放は簡単ではありません。
心の傷を癒すための具体的なステップを踏むことで、徐々に自由を取り戻すことが可能です。
ただ、自分の力だけでは難しい場合も多いのでそんな時は専門家の力を借りましょう。
毒親に悩む人がたくさんいると同時に、そこから解放された人もたくさんいます。
畑中映理子さんとは偶然出会い、こちらの本の出版記念パーティに参加させていただきました。
映理子さんも毒親の影響を強く受け、ご自身もお子様たちに対して毒親になってしまったのだそうです。
出版記念パーティにはご家族もいらっしゃっていて、お孫ちゃんたちもいて今はとても素敵なご家族関係でいるそうです。
毒親から解放されるのに遅すぎることはありません。
気づいた時がいつもスタート！
解放されて自分らしい素晴らしい人生を歩むため今回の記事が参考になれば幸いです。
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