こんにちは!
和紙写真家の大塚麻弓子です。
このブログで『写真をお金にする方法』という企画を始めました。
私も『写真AC』、『PIXTA』『Adobe Stock』『Shutter Stock』に登録をしてみました。
手始めにまずAdobe Stockへの投稿を始めています。
審査が厳しいというけど、実際はどうなの?というお話。
『審査の基準』『私の写真の結果』『作品投稿で注意した方が良いこと&コツ』についてお伝えしたいと思います。
Adobe Stockの審査の基準
Adobe Stockの審査の基準は次の5つです。
- 独自性
投稿者、つまりあなたが既に投稿したコンテンツとの関係、また、Adobe Stockにすでにある他の投稿者のコンテンツと照らし合わせた独自性 - 技術的および美的な品質
メインの被写体に焦点がしっかりと合っているか、ノイズは出ていないか、過度に編集しすぎていないか、光の量は適切か、などの技術的な品質 - 商業利用の可能性
コンテンツを素材として使いたいと思い、検索している人達にとって魅力のあるコンテンツなのか。
美しさという面と、商業的に需要がある素材なのかという面。 - タイトルとキーワードの正確さ
タイトルとキーワードはコンテンツに合った適切なものなのか、ということも審査の対象となっています。 - 法的基準
Adobe社はこの著作権など法的基準の審査に関してはめちゃくちゃ厳しいです。
後で却下された例に出てくるものも公開しますが、これのどこが知的財産権を犯しているんだろうか。。。みたいなものもありました。
私の審査の進捗
数日間で投稿した写真は57枚
作品としては使わないもので、割とモチーフのハッキリしたものを選んで投稿しています。
結果は26枚が採用され、31枚が却下。。。
昔の写真とはいえ採用率50%割ってる(泣)
それでは採用と却下がどんな感じかご覧ください
採用された写真

却下された写真

却下の理由
私が今の所却下されている理由としてはこの3つでした。
却下された写真の左から2番目、1番下のご飯を食べる仔牛たちが知的財産権で引っかかったのは正直謎です(笑)
1番左上の参道の写真は『ストックフォトサイトでこんなのよく見る気がするからいけそう〜」と思って投稿したら、まんまと『よくありそうだからダメ』という理由で却下されてしまいました。
却下される理由の中で最も多いのは『品質の問題』です。



品質の問題に関しては何とも言い難い(笑)
『これ、厳しいだろうなー』
と思いつつ実際却下され
『やっぱそうよねー』
と思うものもあれば、『え?これOKなの?』みたいなものもあります。
逆に『これはモチーフ的にも写り的にも確定でしょ』
と思って提出したものがそのまま採用されている場合と却下されている場合もあります。
ちなみにこのパターンは結構落ち込みます(笑)
写真の採用とダウンロードされるかは別問題
こちら、投稿を始めて丸4日時点での結果です。
採用はされているけど、ダウンロード数は今の所0。
まぁ、採用されなきゃ話にならないのでダウンロード数に関してはまた追ってレポートしようと思います。
Adobe Stockへの投稿方法
Adobeアカウントの作成もしくは既存Adobeアカウントのコントリビュータへの連携が終わったら、ご自身のページができます。
ホーム画面はこんな感じ。


右上のアップロードボタンから画像をアップロードします。
アップロードが終わるとこのようにアップロード済みの画像が一覧で表示されます。
選択すると右にあるような入力項目が出てきます。
画像の右下に赤丸がありますが、これはまだ審査に提出するできる状態ではないことを表します。
タイトルやキーワードなど必要事項の入力が済むと緑の丸に変わります。

審査に必要な入力項目は具体的にはこちらです。


①ファイル形式
②カテゴリー
③入力言語
④人物や建造物は所有できるものかどうか
⑤タイトル
⑥キーワード(最小5個、最大49k個)
を入力します。
タイトル、キーワードは細かく検索しやすいように…逆にいえば検索に引っかかりやすいようなワードを想像しましょう。
キーワードはこの時点である程度候補を出してくれているます。
下のリストにあるワードに関してはクリックすれば入力に反映されます。
全ての必須項目が入力されるとがそう右下の赤丸が緑丸に変わります。
Adobe Stock投稿のコツ
Adobe Stock投稿のコツ 採用編
①写真は45MB以内でできるだけ高画質ですること
最小画像解像度は4 MP(メガピクセル)1,600 x 2,400ピクセル、最大画像解像度は100 MP、最大ファイルサイズは45 MB(メガバイト)
なるべく圧縮せずにアップすると良いとどこかに書いてあったような。。。
②アップロードしてからなるべく早く審査に提出すること
アップロード後、審査に提出するまでに時間がかかるとAdobeの審査の優先順位が下がるそうで、審査完了までの時間を要することになるそうです。
③写真に合ったキーワード、タイトルを付けること
タイトルやキーワードが写真に沿ったものでないと審査に通りにくくなってしまいます。
④ニーズを考えること
Adobe Stockを利用する人はどのような目的のためにコンテンツを利用したいと考えているのでしょうか?
ということを意識して写真を選定してみましょう。
例えば『夕日』のようなコンテンツは人気で競合が激しいものです。
ですが、逆に常に人気の高いコンテンツでもあります。
すでにある『夕日』とは違った切り口の独自性のある写真を用意すると良いようです。
また、クリスマスなど季節性のあるものは3ヶ月前にアップされていると検索が増える傾向にあるようです。
⑤構図を確認する
水平の取れた写真であるか、主題に対して余計なものが映り込んでいないかを確認しましょう。
景観を損ねている要素、電柱や木の枝などは取り除きましょう。
⑥光と色を適正にする
露出(光の量)は十分で、明るさは適当か、白飛びしている部分や黒く潰れてしまっている部分は無いかを確認しましょう。
色は黄色が強すぎたり、青が強すぎたりしていませんか?
ホワイトバランスを調整して整えましょう。
また、再度は適正ですか?
鮮やかすぎる写真は不自然ですし、くすんだ写真は美しくありません。
これらの点に注意をして、投稿してみましょう。
AdobeはAdobeブログというサイトで写真や編集のコツなども情報提供してくれています。
今回の記事もこちらを参考にしましたので、参考にされると審査を通過する制度が高まっていくかなと思います。
まとめ 諦めずにコツコツと
私は実は5年ほど前にAdobe Stock登録していたようでした。
今回アップロードしようとして初めて気づいた(笑)
開いてみると昔の下手くそな大量の却下された写真たちが。。。
満を持して最近撮った中でこれはイケるだろ!
というものを真っ先にアップしてみたらまさかの却下。
早くもやめようかと思いました。
ただその数時間後に提出した写真たちがちゃんと通過してくれたことでなんとか心が折れずに済みました。
なので、審査に一喜一憂することなく淡々と提出し続けること。
これが大事なんだろうなぁと再開してみて感じました。
まだダウンロードされていないので、収益面などもレポートできるように引き続きコツコツ頑張りまーす!
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